インスタントラーメンさえ作れなかった話
私が中学生の頃、めちゃくちゃ料理が下手でした。
何故か?まず料理をした事がない!
なので包丁の使い方さえもしらない。
野菜の名前や、この肉は豚なのか牛なのか。
そんな私の恥ずかしいエピソードをお話しようと思います。
中学生の頃、日曜の昼間にダラダラとテレビを見ていたら、
父から「お腹すいたからー、ラーメン作って」と言われた。
ラーメンといえば、だいたいのご家庭にあるすぐ作れるインスタントラーメンやカップラーメンなどなど・・
父が注文したものは、インスタントラーメンの方でした。
早速作ってみる私。
まず作る前にぶち当たった壁がありました。
「インスタントラーメンってどう作るの・・・?」
面倒くさがり屋の私。
「まぁ、茹でればいいんでしょっ♪茹でればっ♪」とにかく必死で茹でて、たまに箸でクルクルもしっちゃったりして。
気付けばブヨブヨのラーメン。
「麺ってこんなブヨブヨになるの!?w」
恐る恐る、父のところへ。
「なんだこのラーメン!!w」
当然のリアクションでした。w
その後は、家族みんなに色々言われましたよ・・・。
妹「インスタントラーメンさえ作れないのやばくなーい?」
母「女の子なのにちょっと、ちょっと、ねぇ・・・」
父「お前・・・・・」
こんな感じですw
この初めての料理とは言えぬ、私にとっての料理はこれがスタートでした。
考えました。時々。ふとした瞬間に。
友達と遊んでる時・・「この子はインスタントラーメン作れんかな?」
自転車乗ってる時・・「そんなに・・ヤバイ?」
母のご飯を平らげてる時も・・「自分がお母さんになったら、ご飯作ったり、しなあかんかなぁ」
そんな感じで、なんとなく上手くなくても料理は少しできたらいいな・・という思いが、少しづつ広がっていったのです。